東大卒が教える大学入試当日の持ち物リスト、服装、前日や当日の対策!

入試情報・受験情報
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東京大学を卒業した筆者ガっくんが、大学入試前に知っておきたいことをまとめました。

大学入試当日には何を持っていくべきか、どのような服装で臨むべきか、また前日や当日にやるべきことやトラブル対策についても詳しく解説します。

大学当日の準備に迷ったら、この記事を是非お読みください。

東大OBのわたしが解説します!

大学入試直前期の過ごし方についてはこちらの記事をご覧ください。

この記事を書いた人

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信

灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員

勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む39資格保有

小5娘にも"学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ

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大学受験当日の持ち物リスト!必需品だけでなく、あると便利なアイテムとは

大学受験当日に持っていくべきアイテムは、試験会場までの距離や天気、個人の好みなどによって異なりますが、必需品と便利なアイテムを上手に組み合わせて、試験当日を快適に過ごしましょう。

必需品

まず、必需品は以下のとおりです。

  • 受験票
  • 筆記用具
  • 時計
  • 現金
  • スマホ
  • 身分証明書
  • 常備薬など必要な薬
  • 飲み物とランチ用の軽食

中でも、受験票と筆記用具は当日すぐに用意するのが難しいので、絶対に忘れないようにしましょう。
また、時計については試験要綱に注意書きがあるはずなので、よく確認して許可されたものを持ち込むようにしましょう。
一般的には、シンプルなアナログの腕時計がおすすめです。

あると便利なもの

あると便利なものは以下のとおりです。

  • お菓子(チョコレート等)
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 紙せっけん
  • 試験中に羽織れる防寒具

お菓子は、試験中の疲れを癒し、集中力を維持するために持っていくと良いでしょう。

ハンカチ・ティッシュのほか、紙せっけんを用意しておくと、試験会場の設備によらずさっと手が洗えて便利です。

また、防寒具は、試験会場内が寒い場合や、試験会場周辺の天候が悪い場合に役立ちます。

大学受験当日の服装はどうすればいい?気を付けるべきポイントとは

大学受験当日の服装は、試験に集中するためにも重要なポイントです。
服装が不適切だと、試験中に集中力が散漫になるだけでなく、他の受験生や試験監督からの目線を集めることにもなりかねません。
そこで、大学受験当日の服装について、以下のようなポイントについて紹介します。

制服のある高校なら制服が無難

制服がある高校の受験生であれば、制服で試験に臨むのが無難です。
制服であれば、試験会場で浮くことがなく、他の受験生とも違和感なく過ごせます。
また、制服は学校の定期テストや模擬試験などと同じ服装なので、気分を引き締めて試験に臨めることでしょう。

私服を着ていく際に気をつけるポイント

私服を着ていく場合は、以下のようなポイントに気を付けましょう。

  • 英単語や数式の書いていない服を選ぶ
  • 脱いだり着たりしやすい服
  • 着慣れた服
  • きつすぎない服(特に下半身)
  • ピアスやネイルは外しておくのが無難

私服を着ていく場合は、清潔感のある、落ち着いた印象を与える服装が望ましいです。
また、派手な色や柄物は目立ちすぎるため避け、シンプルなデザインの服を選びましょう。
英単語や数式・地図などが書かれた服は試験要綱で禁止されている場合もあるので、事前によく読んでおきましょう。
髪型を気にする方もいますが、邪魔にならないようにまとめておけば問題ありません。(面接は別です)

大学入試前日と当日の流れは?

大学入試前日と当日の流れをまとめてみました。

入試前日は、受験会場の下見や暗記系科目の最終確認など、余裕を持って行動できるように準備をしておくことが大切です。

入試当日は、朝から落ち着いて臨むために、以下で説明するようなポイントに気を付けましょう。

大学入試前日の流れ

  • 受験会場の下見
    入試会場の場所を確認して、前日に下見に行っておくことをおすすめします。交通手段や時間など、当日にトラブルが起こらないように、余裕を持って行動することが大切です。
  • 暗記系科目の最終確認
    入試前日に暗記系科目の最終確認をしておくことが大切です。最後の確認として、単語帳やノートなどを見返しておきましょう。
  • よく眠る
    よく眠ることが、入試当日に良い結果を出すための基本です。前日に勉強やSNSをしながら遅くまで起きていると、睡眠不足に陥ってしまうため、23時までにはベッドに入るように心がけましょう。

大学入試当日の流れ

  • 普段と同じ時間帯に起きる
    入試当日は、普段と同じ時間帯に起きるようにしましょう。規則正しい生活リズムを維持することで、ストレスを減らすことができます。6時~7時頃がおすすめです。
  • 朝食はかならず食べる
    朝食をしっかり食べることで、体調を整えることができます。軽い食事でも良いので、しっかり食べてから受験会場に向かいましょう。
  • 1時間前を目安に会場に到着
    入試会場には、1時間前を目安に到着しておくことがおすすめです。到着時間に余裕を持っておくことで、トイレに行く時間や荷物の整理などに十分な時間を取ることができます。
  • 勉強は軽めに
    入試当日に勉強することは、むしろマイナスになることが多いです。気持ちをリラックスさせ、ある程度余裕を持って会場に向かうことが大切です。また、当日に持っていく教材は、必要最低限に厳選して持っていくようにしましょう。

以上が、大学入試前日と当日の流れについてのポイントです。入試当日は、事前の準備をしっかり行い、試験会場に余裕を持って到着し、リラックスして臨むようにしましょう。

大学受験当日にやってはいけないことは?試験前に気を付けたいNG行動とは

大学受験当日には、緊張や不安があるものです。しかし、そのような場面では、やってはいけないことに注意する必要があります。

これらは、本番で自分自身を追い詰めてしまい、結果的に試験に悪影響を与えてしまう可能性があるため、避けるべき行動です。

事前に自分がどのような行動をとるべきかを把握しておくことで、大学受験当日に余裕を持って対応することができます。

  • 勉強をしすぎること
  • 食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすること
  • 遅刻すること
  • 不安に陥ること

以上が、大学受験当日にやってはいけないことに関するNG行動です。大切な本番で結果を出すためにも、事前に把握しておくことが大切です。

勉強をしすぎること

入試当日に詰め込み勉強をしてしまうと、かえって自分を追い詰めてしまうことがあります。
受験前日までにしっかり勉強をして、本番当日は慣れ親しんだ教材を読み返す程度にとどめ、気持ちを落ち着けましょう。

食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすること

入試当日は、体調を整えるために、食事や水分補給をしっかり行いましょう。
しかし一方で、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると、体調を崩してしまうことがあります。適度な量を摂るように心がけましょう。

縁起を担いで「カツ(勝つ)」を食べたりしたくなると思いますが、あくまで普段通りの食事がおすすめです。

遅刻すること

入試当日は、交通事情に注意して、余裕をもって出かけましょう。
受験会場に遅れてしまうと、試験時間を短縮されたり、入室を許可されない場合もあります。
しっかりと時間を見て、余裕を持って出かけましょう。
上述の通り、集合時間の1時間前が目安です。

不安に陥ること

入試当日は、緊張することもあるかもしれません。
しかし、過剰な不安に陥ってしまうと、落ち着いて考えることができなくなってしまいます。
前日までの準備をしっかり行い、試験当日は、自信を持って臨むようにしましょう。

大学入試本番で困ったときの対策!

大学入試本番で困った場面に遭遇してしまうことは誰にでも起こりうることです。
しかし、そのような場面に陥った時、どのように対処すればいいのでしょうか?

ガっくんの経験をもとに、大学入試本番でのトラブル対処を紹介します。

  • 緊張しすぎて頭が白くなった
  • わからない問題がある
  • トイレに行きたくなった

緊張しすぎて頭が白くなった

大学入試当日には、緊張感を抱くのは自然なことです。しかし、あまりにも緊張しすぎて頭が真っ白になってしまうと、試験に影響が出る可能性があります。そのため、深呼吸をする、自分に言い聞かせる、手を握るなど、リラックスする方法を見つけることが重要です。

ガっくんのおすすめのリラックス方法は、肩にぎゅっと力を込めてすぼめた後、ストンと落とす方法です。
医学では「筋弛緩法」と呼ばれ、ヨガでは「シャバアサナ」と呼ばれるポーズへの導入で使われる、効果の高い方法です。

わからない問題がある

試験中にわからない問題が出た場合も、焦らずに落ち着いて考えましょう。何も満点を取る必要はありません。
時間内に「合格最低点」さえ取れれば勝ちです。そのことを思い出しましょう。
そしてまずは、問題文をじっくり読み、何を求められているかを把握しましょう。
解法がわからない場合は、他の問題から手応えをつかむこともできます。
時間があれば、問題をスキップして後回しにして、時間に余裕ができたら再度チャレンジすることもできます。

トイレに行きたくなった

試験中にトイレに行きたくなった場合は、我慢することは避けましょう。
多くの場合、試験官に申告しさえすれば、トイレに行くことができます。
ただし、試験中に何度もトイレに行くのは禁止されている場合があるので注意しましょう。
ガっくんの場合は、たしか東大入試の国語の時間に大きい方に行きたくなってしまったのですが、問題なくトイレに行けました。特に監視のひとも付きませんでした。
とにかく平常心が重要です。

大学入試当日に関するよくある質問

大学入試当日には、受験生にとって多くの疑問が浮かぶことでしょう。
そのため、ここでは大学入試当日に関するよくある質問について解説していきます。

  • 試験当日に持っていくべきものは?
  • 朝食は必要?
  • 試験当日に着ていく服装は?
  • 試験中にトイレに行きたくなった場合どうすればよい?
  • 試験当日における緊張を和らげる方法はある?

試験当日に持っていくべきものは?

絶対に必要なのは受験票と筆記用具です。そのほか、時計・現金・スマホ・身分証明書・常備薬・飲み物とランチ用の軽食が必要です。

また、お菓子(チョコレート等)・ハンカチ・ティッシュ・紙せっけん・試験中に羽織れる防寒具があると便利です。

朝食は必要?

軽くでも良いので朝食はかならず食べるようにしましょう。午前中の頭の働きが違います。

試験当日に着ていく服装は?

華美なものは避け、シンプルなデザインの服を選びましょう。
制服がある高校の受験生であれば制服が無難です。

試験中にトイレに行きたくなった場合どうすればよい?

リスニング中などを除けば、試験官に申告することでトイレに行けるはずです。慌てずトイレにいきましょう。平常心が大切です。

試験当日における緊張を和らげる方法はある?

前日しっかり寝ておくことと、早めに会場入りして周囲を散歩することです。
また、試験の最中に緊張し過ぎたら、筋弛緩法(主に肩にぎゅっと力を込めたあと、ストンと落とす)等を取り入れて少しでもリラックスしましょう。

まとめ

この記事では、大学受験前日と当日にやるべきことや注意すべきことについてまとめています。

大学受験前日にやるべきことや当日に必要な持ち物リスト、本番で困ったときの対処法などについて具体的に説明し、避けるべきNG行動についても解説しました。

受験生はこの記事を参考にすれば、冷静に対処し、本番での自分の力を最大限に発揮することができるでしょう。

大学受験当日には、十分な準備をして余裕を持って臨みましょう。

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