こんにちはこんばんは。灘・東大OB、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。
幼少期から社会人の今に至るまで勉強漬けで、日々新しい資格や勉強法の研究をしています!
共通テストを終え、大学入試2次試験の出願締切が迫ってきている2月上旬にこの記事を書いています。
大学受験生のみなさんは、受験期も最終ラウンドに入りましたね。
とはいえ、大学入試2次試験までまだ1ヶ月ほど残されています。
この時間の過ごし方で2次試験の結果が変わると言っても過言ではありません。
そこで、灘高校・東京大学OBであるガっくんの経験談も交えながら、
共通テスト終了から国公立大前期試験までの過ごし方について解説します。
合格まで、あと少しです!
共通テスト終了直後にやるべきこと:出願校の最終決定
共通テストが終了し、自己採点まで終わったら、まずは出願校の最終決定を行いましょう。
共通テストの出来栄えによって、志望校の方向転換を迫られる場合もあります。
以下のポイントを考慮しながら、保護者や予備校/高校の先生と相談して出願校を決めていきましょう。
- 共通テストの足切り水準
- 共通テストの2次試験への反映度合い(圧縮度合い)
出願校の決定ポイント1:共通テストの足切り水準
共通テストで出願者をふるいにかける大学が多いです。これは通常「足切り」と呼ばれます。
志望校の足切り水準を自分が超えているか確認しましょう。
確認の方法は、各予備校が「共通テストリサーチ」といった名前で公表しているので、参考にしましょう。
このときに、一つの情報源だけでなく、複数のソースを確認するのが大切です。
公式の数字とズレがあるからです。
出願校の決定ポイント2:共通テストの2次試験への反映度合い(圧縮度合い)
足切りを超えていることを確認したら、つぎは共通テストがどのくらい2次試験に反映されるかをチェックしましょう。
たとえば東京大学であれば、対象科目900点分を110点にまで圧縮し、
2次試験440点分と合計して評価するので、反映度合いは25%です。
個人的には、2次試験で十分逆転可能な水準だと思います。
逆に、共通テストのスコアが良かったときは、反映度合いが高い(圧縮が少ない)大学を狙うのもおすすめです。
共通テスト終了直後にやるべきこと2:気持ちの切り替え!
受験において、心と体のコンディションを整えるのは最も大切なことです。
共通テストの自己採点も終えて出願校を絞ったら、すっぱりと気持ちを切り替えていきましょう。
おすすめは、一緒に勉強している予備校・塾・高校などの友人と交流です。
同じ悩みを抱える仲間との会話は、大学受験に限らずほとんどの悩みを癒やしてくれるものです。
交流が難しい場合は、悩みをすべて「マインドマップ」で書き出してみましょう。
これはエクスレッシブ・ライティングという心理療法のひとつで、かなりスッキリするはずです。
マインドマップについてはこちらの記事をご覧ください。
共通テスト後にやるべきこと:私立大学受験対策
上述の方法で気持ちを切り替えつつ、勉強面においては、先に到来する私立大学受験に集中しましょう。
国公立大学を出願している人も、いったんは私立大学の方に全力投球するのが良いと思われます。
具体的な対策としては、私立大学は過去問の個別性が強く、逆に言うとパターンが安定しているため、
過去問を数多くこなすのがおすすめの勉強法です。
3年分くらいを周回すれば十分だと思われます。
ガっくん自身は私立大学を出願しませんでしたが、周囲は私立大学対策モードだったように記憶しています。
国公立大学対策で不安がある場合は、共通テストで使わなかった科目(理科・社会や数学Ⅲなど)の勉強を少しずつ並行して行うと良いでしょう。
共通テスト後にやるべきこと:国公立大学(前期)対策
私立大学の試験が終わったら、いよいよ国公立大学に超・全力投球のときです。
なるべく本番と同じスケジュールを意識して、過去問に取り組みましょう。
また、社会や理科などはこの時期に最も実力が伸びます。
弱点だと思っていても、最後まで諦めずに勉強を続けましょう。
ガっくんは、最大の弱点だった世界史に注力して、ほぼ全範囲をこの期間にマスターしました!
ガっくんの世界史の話はこちらをご覧ください。
以上、参考になりましたら幸いです!
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