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まず、20年ぶりに中国語を再開した話から。
社会人になって十数年。仕事で英語は使うけれど、中国語は月に1~2回使うかどうか……というくらいの微妙な頻度で、自分の中では「なくても困らないけど、あると絶対ラクだよな…」という言語でした。
実は大学生の頃、第2外国語として中国語を履修して単位を取った経験があって、ほんとうに“かすかな記憶”だけは残っていました。とはいえ、そこから気づけば20年近く経っていて、声調も文法もほとんど抜け落ちた状態。
そんな中、「やっぱりもう一度ちゃんと向き合ってみたい」と思い立ち、学習を再開。そしてどうせ学ぶなら、ちゃんと成果が見える形でやろう、と選んだのが HSK(漢語水平考試)の取得 でした。
初めて受験したときの会場の空気は、ちょっと驚くほど幅広かったです。
1級は小学生の団体がいてまるで遠足。2~4級は本当に老若男女、社会人、学生、全部混ざっている感じで、「あ、この資格は語学オタクだけじゃなくて、普通の社会人も多いんだな」と実感しました。
そして実際に受けてみてわかったのは、
3級あたりまでは、“問題そのもの”よりも、問題冊子のオモテに書いてある中国語や、試験前のアナウンスのほうが難しいという事実。
心の準備ができていないと「え? え? 何て言ったの!?」でそのまま本番が始まってしまいます。これは実際に模試を経験しないと予測できません。
加えて、いちばんの壁は声調。
こればかりは本当に手強い。四声の違いを頭では理解していても、耳で聞くと「あれ、上がった? 下がった? 平らだった?」と混乱することが多いです。
そんな紆余曲折を経ながらも、学習を続けているうちに、「HSKって、社会人が受ける語学資格としてはかなりコスパがいいんじゃないか?」と感じ始めました。この感覚を、この記事ではまとめていきます。
HSK(漢語水平考試)とは?社会人が押さえておくべき基本
HSKは、中国政府教育部直属の機関(漢考国際)が実施する、世界基準の中国語力テストです。
簡単にいうと TOEIC+英検の中間ポジション のような資格で、実務でも転職でも使いやすい“守備範囲の広い語学資格”です。
・級は1〜6級(英検と反対で、1級が一番簡単、6級が難しい)
・評価方式は「听力(リスニング)・阅读(リーディング)・写作(ライティング)」の総合力(スピーキングは無し)
・点数は300点満点、180点以上が合格
・中国だけでなく東南アジア・欧米でも通用する国際資格
受験の裾野はとても広く、わたしが受けたときは学生・社会人・リタイア後と思われる方など本当にさまざま。
語学検定というより、「ビジネス資格としての顔」 も持っているのがHSKの面白いポイントです。
HSK(漢語水平考試)を取得するメリット
ここからは、HSKの資格としてのリターンと体験から感じた価値をいくつか紹介していきます。
1.転職・社内評価で差別化しやすい
英語はどうしても競争が激しいですが、中国語は“持っているだけで強い”場面が一定あります。
特に中国語圏に拠点のあるメーカー、商社、貿易、IT、インフラ企業では評価対象になることが多い印象です。
2.今後の市場を考えると、持っておいて損がない
中国企業とのやり取りがゼロ、という業界はほぼありません。
私は仕事で月1〜2回程度しか使わないのですが、話せたら圧倒的にスムーズになりそうな場面は多々あります。
「使う機会は少なくても、確実に価値はある」というのが実感です。
3.学習コストとリターンのバランスが良い
語学資格としては、範囲は広くないほうです。
正直、英語資格より攻略の道筋ははっきりしています。
それに、日本人であるわたしたちには「漢字をマスター済み」という強力なアドバンテージがあります。
大学受験のとき、国語で漢文を学習した方も多いでしょう。
漢文とは中国語の古文ですから、その知見も活用できます。
4.社会人の再挑戦と相性がいい
私のように「大学で触れたあと20年ぶりに再開」というケースでも、意外と取り戻せる。
文法はシンプル、語順もそこまで複雑ではなく、復帰組にも優しい。
こちらが、わたしのHSK1~4級の成績表です。
リスニングはほぼわかりませんでしたが、高得点は維持できていることがおわかりいただけるかと。

HSK(漢語水平考試)の試験内容と、実際に受けて感じた難易度
わたしはこれまで、HSK1級からHSK4級までを受験し、1発合格してきましたので、
ここからは、試験内容と、受験時に感じた難易度について紹介していきます。
听力(リスニング)
3級までは同じスクリプトを2回ずつ読んでくれますし、速度はそこまで速くありません。
ただ、問題の選択肢に先に目を通し、「こんな話題なんだな」と見当をつけておかないと、アタマの中がハテナだらけのまま終わったりします。
ここは本当に慣れが必要。
阅读(リーディング)
文法ももちろん大切ですが、語彙量が命。
ただし出題パターンが一定なので、過去問で勘所をつかみやすいです。
写作(ライティング)
3級から追加され、4級、5級と指数関数的に難易度が上がっていきます。
特に、5級以上は急に“書ける人だけが合格する”印象になります。
全体的な難易度
2級までは“形式慣れ”がほぼ全て。
3級からは“どのくらい語彙を増やせるか”。
あなたが社会人なら目標はまず 4級 が最も現実的で価値があります。
社会人に向けた勉強方法(概略版)
ここからは、社会人に向けた勉強方法の概略をお伝えします。(詳細版は別記事作成予定です。乞うご期待!)
HSKの勉強方法(概略)
過去問は必須(HSKはパターン試験)
語彙アプリは相性でOK
リスニングはシャドーイングより“聞き倒すほうが早い”
声調だけはオンラインレッスンか対面で矯正したほうが良い
わたしの場合、営業日ごとに忙しさが変わるので、勉強時間を固定できません。
そのため、スキマ学習+オンラインレッスンの組み合わせが本当に助かっています。
主に使った教材を以下で紹介します。
中国語の基礎固め教材
まずは、HSKだけではなく、中国語全体の基礎固めになる教材です。
わたしはいつも勉強机の袖に入れていて、必要なときに読み返しています。
まず「why?にこたえるはじめての中国語の文法書」。タイトルの通り、「なぜそうなるのか?」という理屈を徹底して解説してくださっていて、「納得しながら記憶する」ことができます。索引も充実していて、文法の辞書代わりに使えます。
次に、「紹分周の中国語発音完全マスター」。
個人的にニガテな声調を含め、CDとイラストでしっかり身につく1冊。
最近はたくさんのYouTube動画も上がっていますが、この本の体系だった説明は今も価値があります。
これらは、余裕があればでいいと思います。
中国語の漢字(簡体字)用の漢字ドリルです。
HSK対策教材
ここからは、HSK対策に的を絞った教材のご紹介です。
まず、「HSK・中国語検定 最強の学習法」
個別の文法ではなく、「心の持ちよう」から始まって、「過去問の活かし方」等など、勉強のやり方が大量に詰め込まれています。
こちらが、HSKの公式過去問集です。
最初のガイダンスから、公式と同じ方がアナウンスしているので、本番でも聞き慣れた声で受験できます。
(2021年版とありますが、2025年時点でもこれが最新版です)
単語はこの1冊で十分だと思います。
品詞別にほぼすべての単語を学習できます。ピンインでの索引がないのが残念ポイントです…。
オンラインレッスンは「CCレッスン」が使いやすかった
HSKの試験会場でチラシが配られていた
まずこれで「怪しくないな」と安心しました。
語学サービスはどうしても玉石混交なので、これは大きかったです。
料金体系が柔軟
月額プラン
・毎日1コマプラン:9,900円
・平日のみプランなどもあり、“英会話教室より圧倒的に安い”
ポイントプラン
・1,000円=1,000ポイント
・例:毎月5,200ポイント自動購入 → 5,500円
・講師によって消費ポイントが違う(600〜1,000が主流/人気講師は2,000のことも)
私は月末月初だけ忙しいタイプなので、ポイントプランがとても合いました。
日本人講師/日本語ができる中国人講師が選べる
初心者・ブランク組にはありがたい仕組みです。
「もう少しゆっくり話してください」レベルの中国語は覚えておく必要がありますが、レッスンはかなり柔軟。
声調の矯正は絶対にレッスンでやったほうがいい
自分の発音が合っているかどうかは、独学では永遠にわかりません。
私は体験レッスンで「あ、やっぱり独学だとズレてた…」と一瞬で悟りました。
HSK(漢語水平考試)に関するよくある質問
Q:HSKはどの級から受けるのが良いですか?
A:2級くらいまでは、漢字の読み書きができる日本人なら雰囲気でも合格できてしまいます。そのため、社会人なら3級か4級スタートが多いです。価値としては4級が最も“名刺になる”ライン。
Q:HSKの難易度はどのくらいですか?
HSKは、CEFR(セファール)という、外国語の語学力を評価する国際的な指標に対応しています。
この指標を介して、中国語検定および、英語の資格ですがTOEICと比較したのが以下の表です。
たとえば、TOEICでL・Rともに400でスコア800だった人の英語の腕前と、HSK4級合格者の中国語の腕前がほぼ同じということになります。
ただし、HSK合格者の感覚と多少ギャップがあるという話もよく聞きます。
わたしもHSKは4級まで取得しており、TOEICは850くらいですが、
自分の中で中国語と英語が同レベルだという自覚はないです。
まだまだ英語のほうが得意だと思います…。
| CEFR | HSK | 中国語検定 | TOEIC Listening | TOEIC Reading |
| C2 | 6級 | 準1級~2級 | – | – |
| C1 | 5級 | 2級~3級 | 490~ | 455~ |
| B2 | 4級 | 3級~4級 | 400~ | 385~ |
| B1 | 3級 | 4級~準4級 | 275~ | 275~ |
| A2 | 2級 | 準4級 | 110~ | 115~ |
| A1 | 1級 | – | 60~ | 60~ |
Q:HSKに独学だけで合格できますか?
A:3級までは可能。4級も少し厳しいですが不可能ではないです。5級からは声調・作文で“人に見てもらう価値”が上がります。
Q:HSKは時間がない社会人でも勉強できますか?
A:できます。HSKは過去問の再現性が高く、戦略が立てやすいです。
Q:HSKの勉強にかかる時間と期間はどのくらいですか?
HSKに関して、わたしの勉強期間と、StudyPlusで記録してた正味の勉強時間を参考までにご紹介します。
HSK3級→4級と加速度的に勉強時間が増えているのがおわかりいただけるかと思います。
ただ、語学は資格勉強の中でも個人差が出やすいので、一つの目安とお考えいただきたいです。
| HSKの級 | 勉強期間 | 正味の勉強時間 |
| HSK1級 | 1ヶ月 | 2時間16分 |
| HSK2級 | 1ヶ月半 | 5時間33分 |
| HSK3級 | 2ヶ月 | 21時間21分 |
| HSK4級 | 3ヶ月 | 42時間11分 |
Q:中国語の発音はどこまでやればOK?
A:試験合格だけなら完璧でなくても大丈夫。ただし実務で使いたいなら、オンラインレッスンで矯正したほうが近道です。
まとめ:社会人こそHSK。挑戦する価値がある資格です。
中国語は、使う機会が“ゼロではないけれど多くもない”という社会人にこそ武器になります。
市場規模も大きく、まだまだ英語ほど競争が激しくない。
そしてHSKは試験としての構造がシンプルなので、忙しい社会人でも戦略を立てやすい資格です。
私自身、20年のブランクがありながら再開してみて、「やればやっただけ返ってくる言語だな」と感じています。
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