こんにちはこんばんは。灘・東大OB、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。
幼少期より社会人の今に至るまで勉強漬けで、常に新しい資格や勉強法の研究をしています。
東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信
灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員
勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む40資格保有
小5娘にも”学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ
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今日は、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)について解説していきます。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは?
まずはMOSの概要を説明します。
名称独占 | なし |
業務独占 | なし |
難易度 | 易 |
MOSは、マイクロソフトと名前がついている通り、マイクロソフト社がが公式に発表している、
WordやExcelなどのマイクロソフト・オフィス製品の利用スキルを客観的に証明することのできる資格です。
そのため、名称独占・業務独占はありません。
純粋に能力・スキルを測る試験です。
MOSの合格率
MOSはソフト(アプリケーション)ごとに試験が分かれ、
またソフト(アプリケーション)によってはスペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)とにレベルが分かれていますが、
概ねスペシャリストで80%、エキスパートで60%程度と非常に合格率の高い、簡単な試験だと言えます。
MOSが活かせる業界
現在、ExcelやWordを使っていない会社はほぼ皆無と言ってよく、すべての業界で役に立つ資格です。
事務職だけでなく、営業や企画でも日々ExcelやWord(または類似のソフト)を利用するはずなので、職種を問わず活用できるでしょう。
MOSの年収
残念ながら、MOSを取得しただけでは年収アップには繋がりにくいと考えられます。
試験自体の難易度は低いためです。
しかし、独学でパソコン操作している人も多いことから、
MOS取得で身につけた知識を活用して周りに差をつけ、昇給のチャンスにつなげることは十分に可能です。
MOSを取得する2つのメリット
ここからは、MOSを取得するメリットについて説明します。
- パソコンスキルを習得し、業務を効率化できる
- パソコンスキルを客観的に証明できる
以下で詳しく見ていきます。
パソコンスキルを習得し、業務を効率化できる
パソコンスキル、特にExcelやWordの操作については、「習うより慣れろ」の言葉がそのまま当てはまります。
たとえば、VLookup関数の引数の並び順に科学的な必然性はありません。
MOSを取得する過程で、職場で活用できる基本的な操作について、何度も反復練習してスキルを身につけることができます。
そうやって身につけたスキルは、業務や作業の効率化に直結します。
スムーズな操作を覚えて、毎日定時退社を目指しましょう。
パソコンスキルを客観的に証明できる
ただ「パソコンができます」と言っても、「できる」の内容は人それぞれで、通常客観的に見ることはできません。
もしかしたら、メールの送受信ができることをもって「できます」と言っているのかもしれませんし、
プログラミングができるのかもしれません。
MOSを保有し、アピールすることで、就職活動・転職活動・社内評価において評価のブレを防げます。
「履歴書に書くのがちょっと恥ずかしい」という人がいらっしゃるようですが、PC関係の資格を他に持っていなければ、堂々と書ける資格だと思います。
また、MOSは国際的な資格です。得たスキルは世界中で通用します。
MOSの試験内容
MOS試験は、試験用に用意された端末を実際に操作して、その操作のプロセスをコンピューターが採点する形式の試験です。
たとえばExcelであれば、関数やグラフ、テーブルを実際に作成する問題が出題されます。
Wordであれば、文字の表示変更やインデント設定、表作成やテキストボックスの挿入等の操作が問われます。
MOS合格に向けた勉強方法
MOS試験は、知識よりも実際の操作手順を重視した試験なので、
過去問が重要です。
通常のペーパーテストよりも何度も反復する必要があります。
採点用のプログラムにクセがあり、同じ結果が出る操作でも加点される場合と減点される場合があるとのことです。
(ショートカットキーや関数の手入力を多用すると、採点コンピューターが認識してくれないとAVIVAの講師から聞きました)
無用な減点を回避するためにも、公式テキスト付属のアプリを用いた問題演習が必要不可欠です。
MOSの勉強におすすめの通信講座
MOSの勉強にあたっては、自学自習も十分可能ですが、
慣れないうちは操作手順を随時教えてもらえる対面型、あるいはWebミーティング型の講座が良いでしょう。
わたしはAVIVAに通っていました。
MOSの対策講座だけでなく、Access講座など業務効率化に大幅貢献する講座も開かれており、コスパは抜群でした。
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まとめ
今回の記事では、マイクロソフトが公式に発表している国際資格のMOS資格について紹介してきました。
WordやExcelをはじめとする科目が多く存在し、WordとExcelはスペシャリストとエキスパートの2つのレベルに分かれています。
単に自分のパソコンスキルを証明できる資格であるだけでなく、就職や転職の際にアピールポイントとして活用できたり、世界中で通用したりなど、取得メリットもあります。
自分に合った勉強方法が何か判断した上で、書籍や講座を使って合格へと突き進みましょう。