<景品表示法に基づく表記> 本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
資格って、本当にキャリアの切り札になるんでしょうか?
働きながら勉強を続けるのは簡単じゃないし、「この資格を取って意味があるのかな」と迷う瞬間、誰にでもあると思います。
わたしは灘・東大を卒業したあとも学びを止めず、気がつけば40を超える資格を取得してきました。実際に役立った資格もあれば、ちょっと選び方を間違えたな……と感じるものもあります。だからこそ、「今どんな資格を選べばいいのか」をテーマにした本を見つけると、つい手に取ってしまうんです。
今回ご紹介するのは、PHPビジネスTHE21 2025年10月号『いま取るべき「資格」の選び方・学び方』。資格ソムリエの林雄次さんのインタビューも掲載されていて、迷わず購入しました。

この記事では、雑誌の内容を整理しながら「読むときのポイント」や「資格を活かすために大事なこと」を、わたし自身の経験とあわせてお伝えしていきます。

資格は“履歴書の飾り”で終わらせてませんか?

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信
灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員
勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む40以上の資格保有
小学生娘にも”学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ
取得資格一覧はこちら
PHPビジネスTHE21 2025年10月号の概要と特集テーマ
『PHPビジネス』は、キャリアや自己啓発にフォーカスしたビジネス雑誌です。資格特集も定期的に掲載されていて、今回のテーマは「いま取るべき資格の選び方・学び方」。資格を単なる履歴書の飾りにせず、実務や人生戦略に直結させることを狙いとしています。
PHPビジネスTHE21の読者イメージ
資格初心者の方
中堅ビジネスパーソン
転職・昇進・副業・第二の人生を考えている方
資格は知識の証明だけでなく、キャリアの「地図」として使えます。本特集はその地図を読み解き、行き先を決めるための羅針盤といえるでしょう。

資格はゴールではなく、人生を切り開くためのツールだと思います
資格初心者の方は、まず本誌で全体像を把握してから学習を始めると効率的です。
ここまでで、資格の全体像や選ぶ意義はなんとなく見えてきたと思います。
しかし、ビジネスパーソンのための資格は「持っているだけ」で終わらせるのでは意味がありません。本当に価値のある資格とは、実務やキャリアで活かせるものです。
次の章では、実際にどの資格が稼ぐ力を高め、どう活かせるかを具体的に見ていきます。

資格選びは始まりに過ぎません。次は活用まで考えてみましょう!
芸能人・有名人の資格挑戦に学ぶ
芸能活動をしながら資格取得に挑戦する西村知美さん、そしてお笑いコンビ・サバンナの八木真澄さんの体験談が紹介されていました。
とくに印象的だったのは、「忙しくても学びの時間を作れる」という姿勢。
この方々のケースは、時間がないから資格を諦める…という言い訳を封じる好例だと感じました。
一般受験生のリアルな勉強体験から
第1部では、4人の資格名人にインタビューをしています。

インタビューの概要と、わたしの感想を紹介していきます!
林雄次さん ― 掛け合わせの発想
林雄次さんは「掛け合わせ資格」の重要性を提案しています。例えば:
- 社労士 × 情報処理技術者
このように、
それぞれの資格を組み合わせ、自分ならではの付加価値を作り出すべし
と林さんは語ります。
わたしも、金融系資格 × IT系資格の組み合わせで、転職活動において高く評価していただけましたし、
実務でも大いに活躍できています。
わたしの保有資格については、以下の記事もご覧ください。
特にITストラテジストは、記事の中で林さんもオススメされています。
林さんは、資格の掛け算についての本も出版されています。
高村祐規子さん ― 自分の強みを活かす資格選び
キャリアアドバイザーの高村さんは、
「これさえ取れば安泰という資格は存在しない」
と断言します。
そのうえで、「自分の強みを活かせる資格に照準を合わせることが賢明」と語り、強みの見つけ方や考え方を示してくれています。
また、具体的におすすめ資格を5つ挙げていますが、ここではネタバレを避けます。

詳しくは実際の紙面でご確認ください…!
鈴木秀明さん ― 東大卒、資格1000個のアドバイザー
資格アドバイザー・鈴木秀明さんは、1,000以上の資格を保有する“資格王”。
「どんな資格も一生安泰を保証するわけではない」としつつ、変化に対応できる力を磨くためにIT・AI分野の資格を推奨していました。
実際にわたしも情報処理技術者試験を通じてキャリアの幅が広がった実感があります。
黒田真行さん ― ガテン系資格への視点
転職コンサルタントの黒田さんは、高難易度資格(中小企業診断士やMBA)を持っていても転職がうまくいかない例を多数見てきたそうです。
その経験から、ホワイトカラー志向に偏ることへの警鐘を鳴らしています。
むしろ建設・設備系などの資格(本誌では「ガテン系資格」と表現されています)には、
- 高収入になるポテンシャル
- 定年に縛られない働き方
- これから求められる現場力
といった魅力があると語っています。
第1部インタビューのまとめ
4人の話から共通して見えてくるのは、**「資格は手段であってゴールではない」**ということ。
- 林さん → 掛け合わせ
- 高村さん → 強みの活用
- 鈴木さん → 変化対応力
- 黒田さん → 固定観念を疑う視点
それぞれ強調点は違っても、「資格は人生を広げるためのツール」という点で一致していました。

資格は単体で考えるのではなく、「どう活かすか」がカギですね!
第2部:忙しい大人のための効率的な勉強法
続く第2部は「勉強法」がテーマです。
ここでは4人のインタビューから、エッセンスをまとめてみます。
4人のケースから見えた勉強のヒント
短期集中の破壊力
ある受験者は、「過去問は解くのではなく分析する」という方法でを提案されていました。
勉強だけでなく、仕事のパフォーマンスアップも見据えて、睡眠・運動・朝散歩の習慣をオススメされていたのも印象的です。
効果の高い学習法を取り入れる
別の方は、いわゆる“科学的に効果が高い学習法”として知られるアクティブリコールを提案。
思い出す手がかりを減らし、徹底的に「自力で思い出す」練習を積むことを推奨されています。
環境を味方につける
モチベーション維持のカギとして、SNSで勉強記録を発信して仲間と励まし合う方法も紹介されました。
孤独になりがちな資格勉強を、つながりの力で乗り切った好例です。

わたしも勉強SNS「StudyPlus」をやっています。一緒に頑張りましょう!
転職と資格の相乗効果
最後の方は、離職中に勉強を始め、転職活動と並行して学習を継続。
転職後わずか1か月で資格に合格し、そのまま新しい職場で知識を活かすことができたそうです。
「資格は取って終わりではなく、すぐに活かす」という姿勢が強く伝わってきました。
今回の記事から学んだこと
資格は万能の武器ではない。
けれど、自分の強みやキャリアの方向性を意識して選べば、人生を大きく広げるきっかけになります。
また、勉強法も人それぞれですが、アクティブリコールや仲間との交流など、共通する「効果的な習慣」があると感じました。
結びに:次の一歩を踏み出すために
今回ご紹介したインタビューは、資格取得に悩んでいる人にとって背中を押してくれる内容ばかりでした。
「資格で人生を変えたい」そう思う方は、まず一歩を踏み出すことから。
もし勉強法に迷ったら、このブログの他の記事や紹介している講座もぜひチェックしてみてください。