大学受験の費用はいくら?知っておきたい費用の種類と金額

受験生活
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大学受験に際しては多くの費用がかかることを知っておく必要があります。
受験費用や入学金、学費、生活費など、大学受験生や保護者にとっては大きな負担となることがあります。

そこでこの記事では、2級ファイナンシャル・プランニング技能士でもある私ガっくんが、
大学受験でかかる費用がどのくらいのものなのか、大学受験の費用に関するデータを紹介することで、大学受験や大学生活を経済的に乗り切るためのヒントをお届けします。

大学受験を始めようとしている高校生の皆さん

大学受験を始めようとしている学生の保護者の皆様

この記事を書いた人

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信

灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員

勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む39資格保有

小5娘にも"学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ

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受験前にかかる費用

受験前には、受験対策の講座や書籍などが必要です。

各予備校の年間授業料は、おおよそ以下のとおりです。

英・数・国のみ、また講習などのオプションは含まない

駿台予備校代々木ゼミナール河合塾東進ハイスクール
高校1年生63万円46万円19万円28万円
高校2年生63万円50万円19万円28万円
高校3年生70万円54万円20万円31万円
各予備校HP等より筆者作成

料金体系は予備校によって様々ですが、上の表からわかるように、どの予備校でも最もシンプルなプランでも高校3年生が一番費用がかかります。
また、学年が上がっていくと講座や模試のオプションが増えていくことにも注意が必要です。

一方で、模試等の成績や在籍(卒業)高校によっては割引を受けられる場合もあるようです。

ガっくんの場合

わたしは、高校2年生から駿台に英語のみ通い、ほかは代ゼミと東進を”つまみ食い”していました。
費用がどれくらいだったかは怖くて両親に聞けていません…。

模試は大手予備校のものはすべて受けました

入学前にかかる費用

入学前に大学に支払う主な費用としては、入学金と初年度の授業料があります。
(私立大学など、受験日程や受験科目によっては、受験料が多額になる場合もあります。)

文部科学省で「私立大学等入学者に係る初年度学生納付金平均額の調査」という資料を作成していますので、その最新版(令和3年度)をもとにまとめました。

入学金授業料施設設備費初年度合計
私立文系23万円81万円15万円119万円
私立理系25万円113万円18万円156万円
私立医歯科系108万円289万円93万円490万円
私立その他25万円97万円24万円146万円
私立平均25万円93万円18万円136万円
国立標準28万円53万円81万円
文部科学省のデータをもとに筆者作成

上の表から、大学進学の初年度にかかる費用は約80万円から490万円と学校や学部により非常に差が大きいことがわかります。
進路が決まってきたら、各大学から資料請求するなどして費用を調べておくことをおすすめします。

ガっくんの場合:東大一本だったため、私立に入学金は支払わず

国公立と私立を併願していると、国公立の合格発表までの間に私立の入学金を一旦支払う必要があるようですが、
幸いガっくんの場合は東大のみ受験し、合格したので他の大学には支払っていません。

入学後にかかる費用

入学後には、上述の学費のほか、自宅外から通う場合は生活費がかかります。
また、学生生活で必要となるパソコンやスマートフォンなどの機器代や、サークル活動や研究に必要な費用もかかる場合があります。

生活費は、大学の寮などに入るか、アパート等に住むか等によって大きく異なってきますが、
日本学生支援機構の調査によると、自宅外通学の学生の生活費は平均111万円ほどだそうです。(根拠資料はこちらのP7)

ガっくんの場合:キャンパスが変わるため3年時に引っ越し

東大の場合、多くの学生が3年時に引っ越します。
キャンパスが駒場キャンパス(渋谷付近)から本郷キャンパス(赤門のあるキャンパス)に変わるためです。
ガっくんも引っ越しを経験し、家探しを入学時と進学時の2回行うことになりました…。

文系だと「ダブルスクール」が必要な場合も

大学に支払う学費・生活費以外に、文系だと司法試験予備校や国家公務員試験予備校、公認会計士予備校、行政書士予備校…等などに通う場合も多いです。
このような「ダブルスクール」の場合は、それぞれの予備校に学費を支払っていく必要があります。

目指す職業によって大きく変わってくるので注意しましょう。

ガっくんの場合:国家公務員予備校のダブルスクールでした

わたしは昔公務員になりたかったので、予備校に通っていました。
この学費も親の仕送り+奨学金で賄っていました…。感謝です。

まとめ

この記事では、大学受験に必要な費用の種類や目安について、受験前・入学前・入学後に分けて紹介しました。
必要な費用を把握し、予算と比較して志望校決定の目安としてください。

どうしても不足する場合は奨学金を利用することも視野に入れましょう。

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