【色ペン学習法】東大卒勉強マニアが教える正しいノートの色分け方法【色ペンの正しい使い分け】

学習法・勉強法
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こんにちはこんばんは。灘・東大卒、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。

取得資格の数は約34種類。

メジャーなところだと、宅建士、ITストラテジスト、情報処理安全確保支援士、証券アナリスト…など。(TOEICには合格という概念がないのですが、スコア850くらい)

そんなわたしがやっていた勉強法について、少しご紹介したいと思います。名付けて「色ペン勉強法」です。

この勉強法は、わたしガっくんが編み出した方法ではありません。

灘高校の生徒会誌だったかな、そういう読み物で東大に行った先輩が書いていたものです。

わたしはこの方法も使って東大文科1類に現役合格しましたし、就職後に同期・後輩に伝授して数々の資格取得をサポートしています。

このように、しっかりとした実績のある勉強法です。

では、早速詳しく説明していきましょう。

この記事を書いた人

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信

灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員

勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む39資格保有

小5娘にも"学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ

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大前提

「色ペン勉強法」は、過去問を解きながら並行して参考書を読み込んでいく勉強法です。

「過去問を解きながら」で引っかかった方もいるかも知れません。

しかし、過去問は正解するために解くのではなく、知っているところと知らないところを見分けるための目安として使用します。

よって、「まだ過去問を解くレベルに達していない…」と思う人も、安心して試してみてください

それでは、実際に勉強法の中身に入っていきます。

用意するもの

まず、「色ペン勉強法」に必要な3つのものを紹介します。

  • 色ボールペン
  • 試験範囲を網羅した参考書
  • 過去問

特に参考書と過去問の選び方にはコツがありますので、順番に説明します。

色ボールペン

まず、色ボールペンです。

なるべく細いもので、最低でも3色用意しましょう。

最近わたしは、フリクションボールの0.38ミリ(極細)がお気に入りで、いつもストックを持っています。

参考書

次に、参考書を探します。

自分で参考書が選べる場合は、以下2つのポイントに着目して選びましょう。

  • 1冊で出題範囲をすべて網羅している
  • 1冊の中に過去問や練習問題がないのが望ましい

この2つのポイントの理由は後述します。

過去問

最後に、過去問集を探します。

過去問集が手に入らない時は、なるべく本番に近い模擬試験集を用意しましょう。

過去問集の数は、資格によりますが3回分程度あればちょうどよく、5回分あれば十分でしょう。

具体的な手順

いよいよ、具体的な手の動かし方を説明していきます。

大きく分けると、以下の4ブロックに分かれます。

  1. 過去問を「見る」
  2. 過去問で出た知識を参考書で見つける
  3. 参考書にアンダーラインを引く
  4. 1~3を繰り返す

最後が少々卑怯かもしれませんが…、順番に説明していきます。

過去問を「見る」

早速、用意した過去問集(模擬試験集)を開きましょう。

そして、問題を見てみましょう。

ここでは、解けなくても構いません。
(最初から解ける人は解いてみても構いません。)

過去問で出た知識を参考書で見つける

過去問を少し眺めたら、出てきた知識について、参考書の該当箇所を見つけましょう。

この過程で、参考書をペラペラめくりながら軽く読むことになります。

この「ペラペラ軽く読む」ことで参考書全体の構造が徐々にインプットされます。

参考書にアンダーラインを引く

見つけた参考書の該当箇所に、色ペンでアンダーラインを引きましょう。

色は、赤がオススメです。

このときに、文章全体に線を引くというよりは、重要な文節に区切って線を引くようにしましょう。

1~3を繰り返す

ここからは、上記1~3を繰り返します。

具体的には、以下のように行います。

  • 2周め、過去問を解いてみる
  • 間違えた問題について、参考書の該当箇所を見つけて、アンダーラインを引く。
  • このとき、すでにアンダーラインが引いてあった場合(上記の例だと赤ライン)は、別の色でアンダーラインを引く(青がオススメ)。
  • 以降、3周か4周程度、過去問を解く→間違えた問題に対応する参考書の該当箇所にアンダーラインを引く…と繰り返す。

「色ペン勉強法」の効果:押さえるべきポイントが浮き彫りになる

すると、「よく出題される」かつ「よく間違える」ところにどんどんアンダーラインが集まってきます。

こうなると過去問は要らなくなります。


過去問の代わりに、その参考書のアンダーライン部分をよーく読み返すようにすればいいです。
よーく読み返さずとも、何度もアンダーラインを引く過程で、若干の気恥ずかしさからかなりアタマに入っているかもしれません。

実際アンダーラインを引きまくった参考書はこんな感じになります。

(日本経済新聞出版社:うかる!FP2級 王道テキスト より)

上図の例ですと、「60歳から65歳未満の国民年金の任意加入者が第1号被保険者に当たること」に赤・青・緑の3本アンダーラインが引かれているので、ココを少なくとも3回間違えたことがわかります。

「色ペン勉強法」についてよくある質問

ここからは、「色ペン勉強法」ついて個人的によくある質問について、一問一答形式で紹介します。

たまたま手元の過去問に出なかった問題はスルーしてしまうのでは?

はい。

完全にすべての知識を網羅できるわけではありません。

試験に受かることを最優先し、効率を重視した勉強法です。

この勉強法の趣旨は、試験によく出る知識で、なおかつ自分がよく間違える(=定着が悪い)知識をあぶり出そうというものです。

「色ペン勉強法」が向いている資格試験はどんなもの?

範囲が決まっているビジネス系資格(宅建やFP等)に向いていると思います。

一方で、範囲が無限に近い語学学習には向かないかもしれません。

まとめ:「色ペン勉強法」で効率的な勉強を

ここまで、色ペン勉強法に必要なもの、色ペン勉強法の具体的なやり方、効果について説明してきました。

最後にこの記事の内容を以下にまとめます。

  • 色ペン勉強法は色ペンと参考書・過去問があれば気軽に始められる勉強法
  • 過去問を解くレベルに達していない人でもOK
  • 押さえるべきポイントが明確になる

この「色ペン勉強法」を上手く使って、効率的な資格試験勉強を行ってください。

他の勉強法(蛍光ペン勉強法)も紹介していますので、是非参考にしてください

【蛍光ペンは勉強の邪魔?】東大卒の勉強マニアがすすめる、超効率的な「5色蛍光ペン勉強法」
こんにちはこんばんは。灘・東大卒、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。以前の記事に、色ペンを用いた効率的な勉強法について書かせていただきました。たくさんの方に読んでいただけているようで、嬉しいです。ありがとうございます。...

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