【意味ない?】ITパスポートの取得方法・取得メリットを灘・東大OB合格者が徹底解説!

【意味ない?】ITパスポートの取得方法・取得メリットを灘・東大OB合格者が徹底解説!

こんにちはこんばんは。東京大学・灘高校OB、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。
幼少の頃から社会人の現在に至るまで勉強漬けで、常に新しい資格や勉強を研究しています!

今回は、全社会人に必須と言っていい資格、「ITパスポート」について紹介していきます。

ITパスポートとは?

区分国家資格
名称独占なし
業務独占なし
難易度

純粋に、個別の能力を計測し、証明するための試験です。

ITパスポートの合格率

IPA(情報処理推進機構)が毎年まとめている統計資料によると、

今年度の合格率は約59%で、難易度が低いことわかります。

ITパスポートが活かせる業界

ITパスポートは、他のカテゴリーの情報処理技術者試験と異なり、一般的な社会人がITスキル(ITリテラシー)を高めるための試験です。

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

出典:IPAの公式サイト

そのため、システムを導入・活用しているほぼすべての業界で活かせるでしょう。

活かせないのは、パソコンを使わない昔ながらの職人の世界…くらいではないかと感じるくらいです。

ITパスポートの年収

ITパスポートを取得したからと言って、年収が○万円向上するというケースは少ないでしょう。

(余談ですが、レベル3の応用情報技術者試験やレベル4になると資格手当が付くところもあるそうです)

ただし、新卒や第二新卒、若手のうちに転職する場合は、最低限のITリテラシーを保有している客観的な証明になるので、転職には間違いなく有利になるでしょう。

ITパスポートを取得する3つのメリット

ここからは、ITパスポートを取得すると得られる3つのメリットについて説明していきます。

  • 幅広い分野の基礎知識が取得できる
  • 進学や就職で役立つ国家試験
  • 上位IT資格取得などスキルアップの第一歩

以下で順番に詳しく見ていきます。

幅広い分野の基礎知識が取得できる

ITパスポートの試験範囲は、よく想像されるようなプログラミングのテクニックだけでなく、

情報セキュリティや情報モラルに関すること、法律に関すること、経営学に関することなど非常に多岐にわたっています。

結果、社会人の通常業務に必要なITの基礎知識(基礎教養と言ってもいいかもしれません)が身につくというわけです。

進学や就職で役立つ国家試験

上述の通り、いまやITを活用していないビジネスはほぼありません。

そのため、企業において、ITに関する基礎知識を備えた人材を求めており、企業や省庁の採用でもITパスポートが活用されているようです。

また、大学によっては入試優遇制度や単位認定;対策講座等の取り組みが実施されているようです。

上位IT資格取得などスキルアップの第一歩

ITパスポートは、全社会人に向けたIT活用のための「パスポート」です。

さらに上位の資格、たとえば情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験など、様々なIT情報系国家資格の中でITパスポートはエントリーレベルの位置づけです。

合格した後は、さらに上位資格の取得を目指していくことも可能です。

ITパスポートの試験内容

ITパスポートは、100問の4択問題で構成されており、制限時間は2時間です。

(個人的には余りました)

試験範囲は非常に多岐にわたっています。

浅く広く、系と言って良いと思います。

そのため、薄い教科書でも初めからしっかり勉強しようとすると睡魔が襲ってきてツラいでしょうから、3色ボールペン勉強法をつかって、いきなりアウトプットから入りましょう。

常識問題も多いので、多少は解けるところもあるのではと思います。

(例題)

POSシステムやSCMシステムにJANコードを採用するメリットとして,適切なものはどれか。

ア ICタグでの利用を前提に作成されたコードなので,ICタグの性能を生かしたシステムを構築することができる。

イ 画像を表現することが可能なので,商品画像と連動したシステムへの対応が可能となる。

ウ 企業間でのコードの重複がなく,コードの一意性が担保されているので,自社のシステムで多くの企業の商品を取り扱うことが容易である。

エ 商品を表すコードの長さを企業が任意に設定できるので,新商品の発売や既存商品の改廃への対応が容易である。

出典:Iパス過去問

JANコードがいわゆる「普通のバーコード」だとわかりさえすれば解ける問題ですね。

ITパスポート合格に向けた勉強方法

上述で簡単に触れましたが、勉強法は基本的に色ペン勉強法(3色ボールペン勉強法)で対応可能だと思います。

ITパスポートの勉強におすすめの通信講座

ここからは、ITパスポートの勉強におすすめの通信講座を2種類紹介します。

資格の学校TAC

わたしは、どの情報処理技術者でもいつもこちらのTACを利用しています。授業のクオリティはもちろん、数少ない模試をやっている予備校でもあるため重宝しています。

スタディング

「スタディング」は、授業・教材・テストすべてがオンラインで完結するオンライン資格取得サービスで、ITパスポートにも対応しています。
スキマ時間を活かして勉強したい方におすすめです。

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ITパスポートに合格した後の手続き

CBT試験では、上で載せたような試験結果レポートが出力されます。

真に合格が決まるまで少し間があくので、待ちましょう。

しばらく待っていると、合格証書がIPAより届きます。

これ以降の手続きは特にありません。おめでとうございました!

ITパスポートの資格に関するQ&A

ここからは、ITパスポート試験に関するよくある質問を1問1答形式で紹介していきます。

Q.ITパスポートはコスパの良い試験ですか?

A.はい、勉強時間の短さと、取得後に資格を取った事実だけでなく、資格試験で培ったITリテラシーも自分の人生に役立つことから、ITパスポートはコスパの良い資格と言ってよいでしょう。

Q.ITパスポートの勉強にかかる時間と期間はどのくらいですか?

A.ガっくんは他の情報処理技術者試験合格済のエンジニアだったので、無勉強で1発合格しましたが、初めて勉強する方は3~4ヶ月程度、100時間も勉強すれば十分とのことです(Udemy調べ)。

Q.ITパスポートは年に何回実施されていますか?

A.年中、各地にテストセンターでCBT受験ができます。

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