勉強の効率を爆上げするための「正しい目標の立て方」について灘東大OBが解説!

学習法・勉強法
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こんにちはこんばんは。灘・東大OB、資格マニア・勉強マニアのガっくんです。
幼少期より社会人の今に至るまで勉強漬けで、常に新しい資格・勉強法の研究をしています。

今回は、勉強の目標の立て方について解説していきます。

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この記事を書いた人

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信

灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員

勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む39資格保有

小5娘にも"学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ

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目標を明確に立てることのメリット

まずは、目標を明確に立てることのメリットについて説明します。

東大生をはじめ、なにかの分野で成功している人は誰しも口をそろえて目標の大切さを強調します。

つまり、

自分はどうなりたいのか?

何のために、そうなりたいのか?

これらをはっきりさせることの大切さです。

一方で、なんとなく始めた勉強は、途中で気持ちが続かなくなります

目標の定め方

前述で、目標を明確に立てることがやる気スイッチを入れるのに大切と説明しました。

それでは、実際にどのように目標を立てればよいのでしょうか。

ここからは、目標を明確に立てるときの心構えやコツを3つ紹介します。

  • 勉強は「目的」を叶えるための「手段」と理解する
  • 勉強の「目標」は、主体的・具体的に
  • 勉強の目標は大中小用意する

以下で詳しく解説します。

勉強は「目的」を叶えるための「手段」と理解する

とにかく資格をたくさんゲットしたいと考えているわたしのような資格マニアと違って、

みなさんのほとんどは、何らかの「目的」を持って勉強しているはずです。

大学合格、就職、転職、昇進、留学、、、などなど。

これらが「目的」です!

そして、一度決めた「目的」は絶対にブラさないという強い気持ちを持つことが大切です。

くれぐれも、勉強自体が「目的」に置き換わらないように注意しましょう。

ノートや紙に書いて、いつでも見られるようにしておくのも良い方法です。

今でもやっているのかわかりませんが、わたしが小学生の頃に通っていた浜学園という進学塾では、「合格宣言」という儀式(?)を授業のたびに行っていました。

「ぜったい、合格、するぞー!」とみんなで教室の中で叫ぶのです。

小学6年生が、です。

少々宗教的な匂いもしますが、小学生に目的意識を植え付けるには効果的な方法だったと思います。

勉強の「目標」は主体的・具体的に

「目的」を盤石なものにしたら、つぎは目標を立てる段階です。

目標を立てるときは、主体的であること、具体的であることが必要です。

主体的であることとは、文字通り、他人に決められたものでなく自ら決めるべき、ということです。

たとえば、業務上必要なため、会社で取得が義務付けられている資格にチャレンジしようとしているときでも、

この試験に●年までに合格するぞ!

この試験に上位●%で合格するぞ!

このように、主体的に目標を立てましょう。

仕事の話になりますが、かつての上司がこのような名言をおっしゃっていました。

「仕事に追いかけられていると辛い。仕事を追いかけていると楽しい」

これと同じで、自分から勉強を追いかけていきましょう

具体的であることとは、極力数字で目標を設定することです。

数値化の鬼になってください。

数値で見える化さえできていれば、振り返りは簡単ですので、

どのような数値でもいいです。

勉強時間や勉強ページ数・解いた問題数なども当然良いですし、

「集中が切れた後、再集中できた回数」なども面白いかもしれません。

勉強の目標は大中小用意する

最後に、勉強の目標は大中小用意することについて説明します。

大目標は、勉強な目的と強く結びついた目標です。

「東大に入る」が目的であれば、

●年度の東大の試験に合格最低点55%を上回る60%を取得して合格するぞ!

これが大目標ということになります。

次に、中目標を立てます。

大目標から逆算して決めてみましょう。

●年●月の模擬試験で少なくともB判定を取るぞ!

最後に、小目標です。

●月までに数学の全範囲のインプットを終わらせて、●月の模擬試験まではひたすら問題演習をするぞ!

このように、手元で具体的にできるレベルまでブレイクダウンします。

このときの注意点は、計画通りに進められなかった時に、盤石な「目的」の事を考えながら柔軟に計画を修正していくことです。

無理に目標計画に合わせようとすると、どこかで心身のバランスすら崩してしまう可能性があります。

目的は盤石に、目標は柔軟に、です!

まとめ:ブレない目的と柔軟な目標で強固なモチベーションを!

この記事では、勉強の効率を挙げるために正しい目標設定が重要であるというテーマで解説してきました。

  • 勉強は「目的」を叶えるための「手段」と理解する
  • 勉強の「目標」は、主体的・具体的に
  • 勉強の目標は大中小用意する

ポイントはこの3点でしたね。

盤石な目的があり、目的を達成したいという意志を強く持てば、折れにくい心が養成されます。

そこに、大中小の柔軟でなおかつ具体的な目標を数値で乗せることで、あなたのモチベーションは強さとしなやかさを併せ持つことができます。

ぜひ、一度でいいので時間を取ってしっかり目標設定を行ってみてください。
勤め人の学習者であれば、会社の目標設定の枠組みを借りてくるのもいいかもしれません。

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