2026年度の共通テスト物理基礎を、
特別な対策をせず、試験時間を意識しながら実際に解いてみました。
この記事では、
- 予備校的な難易度分析
- 模範解法の解説
ではなく、
試験中に何を考え、どこを見て、どう判断したか
という視点から、物理基礎という科目を振り返ります。
共通テストは、
「知識をどれだけ覚えているか」よりも
限られた条件の中で、どう処理し、どう割り切るか
を強く求める試験です。
物理基礎も、その例外ではありませんでした。
理科基礎の科目選択について(前提整理)
現在の共通テストでは、
理科基礎(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)が
ひとつの試験枠として実施され、
試験当日にどの2科目を解くかをその場で選択します。
今回は、
- 物理基礎
- 地学基礎
を選択しました。
現役時代は理科1科目でよかったため、
実際に受験したのは物理のみでしたが、
現在は東大出願においても理科2科目が必須となっています。
「いま無勉強で受けたら、
東大の足切りにかかるのかどうか」
それを、制度上も実体験としても確認したかった
というのが、今回2科目解いた理由です。
大学入試センター試験(旧試験)の成績表公開
共通テストの感想と結果の前に、わたしが受験した大学入試センター試験の結果を載せておきます。

この頃は理科1科目がそれぞれが100点満点だったので、8割得点できていたことになります。
2026年度 共通テスト物理基礎の結果と感想
- 得点:50点満点中 50点
今回は2科目60分のうち、
物理基礎に実質30分程度を充てて解きました。
2026年度 共通テスト物理基礎の感想①:「単位」を見れば道筋が見える
物理で昔から意識しているのは、
「単位を確認する」ことです。
たとえば、抵抗率の問題。
抵抗率の単位を暗記していなくても、
- 抵抗率 × 長さ ÷ 面積 = Ω(オーム)
になってほしいと考えれば、
抵抗率の単位は Ω・m だと自然にわかります。
公式を丸暗記しているかどうかより、
- 何を掛けて
- 何で割って
- 何が出てほしいか
を考えるほうが、
試験中の安定感は大きいと感じました。
2026年度 共通テスト物理基礎の感想②:中学理科と地続きの内容
問題文は一見すると難しそうですが、
実際に出てくる計算は、
- 比例
- 反比例
が中心で、
微分や積分はもちろん不要です。
内容的にも、
- オームの法則
- ジュール熱
- 比熱
など、
「中学理科で扱っている内容を、
式で少しだけ整理したもの」
という印象でした。
暗記が必要だった公式も、
強いて言えばジュール熱くらいです。
2026年度 共通テスト物理基礎の感想③:時間配分はややタイト
理科基礎は2科目で60分。
つまり、
1科目あたり実質30分前後です。
内容自体は落ち着いて読めば難しくありませんが、
- 問題文を丁寧に読みすぎる
- 途中で立ち止まりすぎる
と、
時間的にやや厳しくなる可能性はあります。
ただし、
物理基礎については、
- 計算が複雑にならない
- 試行錯誤を要求されにくい
ため、
判断がブレにくい科目だとも感じました。
なぜ今回は満点だったのか
今回、物理基礎が満点だった理由として、
自分なりに思い当たる点があります。
現在、中学受験生の子どもに理科を教える中で、
- 方程式が出ないだけのオームの法則
- ジュールを使わないだけの比熱の問題
といった内容を、
日常的に一緒に解いています。
そのため、
共通テスト物理基礎の問題は、
「新しいことを解く」感覚ではなく、
すでに使っている考え方を整理する感覚
に近いものでした。
まとめ
共通テスト物理基礎は、
- 難しい公式を知っているか
- 物理が得意かどうか
よりも、
- 単位を見る
- 比例関係を整理する
- 立ち止まらずに処理する
といった、
基本的な姿勢がそのまま点数に反映される科目です。
理科基礎の科目選択に迷っている場合でも、
数学的な考え方に抵抗がなければ、
物理基礎は比較的安定しやすい選択肢だと感じました。
他の科目についても、
同じ視点で解いた記録をまとめています。
▶全体のまとめ記事はこちら
▶地学基礎の感想と結果






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