2026年度の共通テストを、特別な対策なしで全科目解いてみました。
この記事では、各科目の点数と現役時との比較、受験生平均点、そして東大二次試験換算を一覧にしながら、
共通テストという試験が、実際には何を測っているのか
を全体から俯瞰します。
各科目の詳細な感想は、リンク先の記事にまとめています。
2026年度 共通テストの結果一覧
| 科目(カッコの中は現役時) | 満点(カッコの中は現役時) | 現役時点数 | 2026年点数 | 2026年受験生平均点 | 感想記事 |
| 英語リーディング(英語) | 100(200) | 180 | 93 | 62.81 | ▶こちら |
| 英語リスニング | 100(なし) | なし | 81 | 54.65 | ▶こちら |
| 数学ⅠA | 100 | 100 | 84 | 47.20 | ▶こちら |
| 数学ⅡBC(数学ⅡB) | 100 | 78 | 86 | 54.52 | ▶こちら |
| 国語 | 200 | 157 | 168 | 116.37 | ▶こちら |
| 物理基礎(物理ⅠB) | 50(100) | 80 | 50 | 34.68 | ▶こちら |
| 地学基礎(地学ⅠB) | 50(100) | 受験せず | 28 | 28.17 | ▶こちら |
| 地理総合、地理探求(地理B) | 100 | 74 | 59 | 61.87 | ▶こちら |
| 歴史総合、世界史探究(世界史B) | 100 | 受験せず(自己採点52) | 受験せず | 60.88 | – |
| 公共、政治・経済(政治・経済) | 100 | 受験せず | 67 | 63.59 | ▶こちら |
| 情報Ⅰ | 100(なし) | なし | 89 | 56.59 | ▶こちら |
| 現代社会 | なし(100) | 84 | なし | なし | – |
| 合計点 | 1000(800) | 753 | 805 | 580.45 | – |
| (東大2次試験換算) | 110 | 93.3625 | 89.0780 | – | – |
| おまけの中国語 | 200(なし) | 受験せず | 94 | 145.88 | ▶こちら |
東大2次試験換算とは、採用した試験の点数を110点に換算したものです。
わたしの現役当時は、英語+数学+国語+社会1科目+理科2科目の合計800点を110点に圧縮。
現在は、英語R×140%+英語L×60%+他の科目の合計1000点を110点に圧縮。
共通テストを通して強く感じたこと①:「知識量」より「判断回数」に耐えられるか
どの科目も共通していたのは、
- 知識が足りなくて詰まる
よりも - どこで迷い、どこで立ち止まり、どこを割り切るか
の回数が非常に多いという点でした。
これは英語でも数学でも国語でも情報でも、まったく同じでした。
共通テストを通して強く感じたこと②:科目ごとの難しさではなく「試験形式」への適応力
数学が難しい、国語が難しい、というよりも
「共通テストという形式」に慣れているかどうか
で点数が変わる試験だと改めて感じました。
これは現役受験生にとっても、非常に重要な視点だと思います。
共通テストを通して強く感じたこと③:東大足切りを“現実的に”試してみたかった
現在の東大入試では、
- 理科2科目
- 社会2科目
が必須になっています。
現役時代とはルールが大きく変わっており、
「いま無勉で受けたら足切りにかかるのか?」を実際に確かめてみた、という側面もあります。
2026年度の第1段階選抜(足切り)点数は以下の通りです。
| 科類 | 最低点 | 平均点 |
| 文科一類 | 720 | 831.15 |
| 文科二類 | 744 | 845.56 |
| 文科三類 | 781 | 843.06 |
| 理科一類 | 775 | 867.63 |
| 理科二類 | 767 | 851.34 |
| 理科三類 | 716 | 864.83 |
今回のわたしの得点は 805点。
文科一類・二類・三類いずれも、第1段階選抜は通過可能な水準でした。
もっとも、これはあくまで足切りラインを越えただけであり、
二次試験の得点を含めた最終的な合否とはまったく別の話です。
それでも、
- 理科2科目
- 社会2科目
- 情報Ⅰの追加
という現在のルールのもとでも、一定のラインは確保できるのかを体感できたことには意味がありました。
共通テストは「何点取れるか」だけでなく、
「今の制度の中でどの位置に立てるのか」を具体的に測れる試験でもあります。
まとめ
共通テストは、
学力そのものを測る試験というより、
限られた条件の中でどう判断したかが残る試験
だと改めて感じました。
点数だけを見るよりも、
各科目の記事で書いた「迷いどころ」や「割り切りどころ」のほうが、
これから受験する人の参考になるかもしれません。



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