2026年度の共通テスト「地理総合・地理探求」を、試験時間を意識しながら実際に解いてみました。
予備校の網羅的な知識整理ではなく、
解いている最中に何を手がかりに考え、
どこで手応えを失い、
どこを割り切ったか、
という一次体験を中心に書いています。
地理は「暗記科目」という印象を持たれがちですが、
今回あらためて解いてみて、その性格はかなり違うと感じました。
この記事の立ち位置
この記事は、
「地理が得意な人向けの攻略記事」ではありません。
知識量そのものよりも、
その場に与えられた情報をどう使うか、
どこまで推理し、どこで判断を切るか。
そうした思考の流れを共有する目的で書いています。
大学入試センター試験(旧試験)の成績表公開
共通テストの感想と結果の前に、わたしが受験した大学入試センター試験の結果を載せておきます。

現役時代の地理の点数は74点でした。
当時は、得意とも苦手とも言えない位置づけの科目です。
ゼロ勉強だった現代社会に点数が負けてしまいました…。現代社会で東大に出願しました。
2026年度 共通テスト地理総合・地理探求の結果
今回の得点は59点でした。
現役時代よりやや低下しています。
途中で一度中断したことや印刷環境の影響もありましたが、
それを差し引いても、全体として手応えは薄めでした。
2026年度 共通テスト地理総合・地理探求の感想①:写真・資料からの推理が主役
序盤から強く感じたのは、
「用語を思い出す」よりも
「写真や地形から状況を読み取る」問題が多いことです。
たとえば、
・写真の意味そのものを考えさせる設問
・地形から生活用水の確保方法を推測させる設問
・気温差から南半球と判断する問題
・アルパカやリャマといった動物から高地を想定する問題
など、教科書的な暗記だけでは対応しにくい構成でした。
2026年度 共通テスト地理総合・地理探求の感想②:手がかりが薄い問題は割り切りが必要
リンゴを題材にした大問では、
手がかりが非常に少なく、正直なところ
「考えた感触」がほとんど残りませんでした。
推理の筋道を立てようとしても決め手が見えず、
このあたりは割り切って進めるしかない印象です。
共通テスト全体に言えることですが、
「考えた時間」と「点数」が必ずしも比例しない場面があります。
2026年度 共通テスト地理総合・地理探求の感想③:途中で「地理の正体」に気づいた
途中でふと、
地理とは「一般的な常識を材料にした推理問題」なのでは、
と思いました。
もちろん最低限の知識は必要ですが、
それ以上に問われているのは、
・状況をどう読むか
・与えられた条件をどう解釈するか
という判断力です。
一方で、大問4あたりからは
「ジュート」など、純粋に知っているかどうかが問われる場面も現れます。
完全な推理問題というわけでもありません。
地理総合・地理探求対策として思うこと
地理は、
「暗記さえすれば安定する科目」ではないと感じました。
むしろ、
・知らない前提でどう考えるか
・決め手がないときにどう進むか
という姿勢が点数に直結します。
知識不足を恐れて立ち止まるより、
仮説を立てて前に進むほうが、共通テスト向きだと思います。
まとめ
今回の地理は、
知識量そのものよりも、推理と割り切りが支配する試験でした。
現役時代より点数は下がりましたが、
「この試験が何を測ろうとしているのか」は、
以前よりはっきり見えた気がします。
他科目についても、
同様に一次体験ベースで感想を書いています。
▶全体のまとめ記事はこちら
・公共、政治・経済の結果と感想はこちら






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