【2026年度 共通テスト数学ⅡBC】灘・東大OBが無勉で解いてみた感想|点数より「誘導」との付き合い方

大学入試過去問対策
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2026年度の共通テスト数学ⅡBCを、試験時間を意識しながら実際に解いてみました。
予備校の難易度分析や設問解説ではなく、解いている最中に何を考え、どこで引っかかり、どう判断したかを中心に書いていきます。

共通テストの数学は、
「数学の力そのもの」よりも
限られた条件の中で、どこまで誘導に乗り、どこで割り切るか
が強く問われる試験だと感じています。
数学2BCは、その特徴がかなり色濃く出ている科目でした。

この記事を書いた人

東大卒が、学ぶよろこびと資格の勉強法を発信

灘中学校→灘高等学校→東京大学(文Ⅰ・法学部)→会社員

勉強マニア・資格マニアで国家資格や士業含む44資格保有

小6娘にも"学ぶ大切さ”を伝えるアラフォーパパ

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この記事の立ち位置と、軽い自己紹介

この記事は、
「数学が得意な人向けの裏技集」でも
「この試験はおかしいと断罪する記事」でもありません。

実際に解いた一次情報をもとに、

  • どのあたりで立ち止まりやすいか
  • 誘導に違和感を覚えやすいのはどこか
  • どう割り切れば点が残りやすいか

を、受験生が具体的にイメージできるように書いています。

わたしは灘中・灘高から東京大学に進学し、
現役時代には大学入試センター試験(旧試験)を受験しました。
現在は受験生ではありませんが、毎年共通テストを解いています。

大学入試センター試験(旧試験)の成績表公開

参考として、高校生当時に受験した
大学入試センター試験(旧試験)の成績表を載せておきます。
(※個人情報はすべてマスキングしています)

当時の数学ⅡBは 78点 で、極端な苦手科目という意識はありませんでした。
ただ、いま改めて共通テスト形式を解いてみると、
「求められている数学の性質がかなり変わった」
という印象を受けます。

2026年度 共通テスト 数学ⅡBCの結果

今回、2026年度の共通テスト数学ⅡBCを解いた結果は
100点満点中86点 でした。

大問ごとには時間を測ってはいませんが、
全体として「計算量」よりも
設問の流れにどう付き合うかで消耗する試験だと感じました。

2026年度 共通テスト 数学ⅡBCの感想①:計算より「誘導の読み取り」に神経を使う

共通テスト数学ⅡBでは、
計算自体はそこまで重くありません。

その代わり、

  • 長い導入文
  • 仮説を立てさせる流れ
  • 誘導に従っているはずなのに最後で違和感が出る構造

が目立ちます。

具体例

  • 大問7(複素数平面・極座標)は、
    導入に乗ると一見スムーズなのに、最後で「ん?」となりました。
    真面目に計算し切るより、具体的な値を代入して検証する方が早い場面です。
  • 大問4では、
    「仮説を立てて検証する」という形式を取っていますが、
    途中から 仮説が正しい前提で話が進むため、
    数学的な厳密性にモヤっとする人も多そうです。
  • こうした判断のズレは、
  • 予想問題よりも実際の共通テスト過去問を解いた方がはっきり体感できます。
  • 私自身も、共通テスト形式の過去問を通して
  • 「どこで考えすぎると崩れるか」が分かるようになりました。

2026年度 共通テスト 数学ⅡBCの感想②:「知らないと解けない」要素が意外と多い

数学というより、
知っているかどうかで難易度が変わる問題が混ざっています。

具体例

  • 大問2では、加法定理を記憶していないと
    かなり苦しくなる構造でした。
    逆に、定理を思い出せれば一気に楽になります。
  • 大問5(統計)では、
    帰無仮説やデータの扱い方を
    言葉として理解しているかどうかが重要でした。

「数学なのに知識問題っぽい」と感じる人もいると思います。

2026年度 共通テスト 数学ⅡBCの感想③:統計とベクトルは“別ジャンル”として構えておいた方がいい

共通テスト数学ⅡBCでは、

  • 統計
  • ベクトルと空間図形

が、従来以上に重たい印象です。

具体例

  • 統計は、単なる計算ではなく
    仮説 → 検証という流れを体験させる設計になっています。
    これは大学以降の研究活動でもそのまま使う考え方で、
    やっておいて損はありません。
  • ベクトルと空間図形の組み合わせは、
    状況把握にかなり体力を使います。
    計算以前に「何を聞かれているか」を掴むのが大変です。

選択問題(大問4〜7)について思ったこと

数学ⅡBCは、大問4〜7のうち 3問を選択 して解く形式になっています。
つまり、1問は最初から解かなくてよい 試験です。

今回は、試験として点数を集計する際、
大問5(統計)を選ばず、他の3問で得点する判断をしました。

理由は2つあります。

1つ目は、
数学C(複素数平面・極座標)の問題は、
知っていれば処理しやすいタイプだと予想したこと。

もう1つは、
統計については基礎用語や考え方に自信がなく、
現役時代には範囲外だったため、
試験中に時間を使いすぎるリスクが高いと判断したことです。

結果として、
「全部を解こうとする」よりも、
確実に処理できる分野に集中する方が安定する
という共通テストらしい判断になりました。

なお、あとから検証のために全問解いてみましたが、
本番を想定するなら、この選択で後悔はなかったと思います。

共通テスト数学ⅡBC対策として思うこと

今回改めて解いてみて感じたのは、
共通テスト数学ⅡBは

  • きれいな解法を作る試験ではなく
  • 誘導と条件の中で、どこまで付き合うかを判断する試験

だということです。

現役時代と比べても、
「数学の種類がかなり変わった」という印象を受けました。

数学ⅡBについては、
新しい解法を探すより、
本試験レベルの問題に慣れることが一番の近道だと思います。

予想問題ではなく、
実際の共通テスト過去問を一度は通しておくと、
試験当日の判断がかなり楽になります。

まとめ

共通テスト数学ⅡB(+C)は、

  • 計算力
  • 発想力

以上に、

  • 誘導の扱い方
  • 割り切りの判断
  • 状況把握の体力

が点数に直結する試験です。

「数学が得意かどうか」だけでは測りにくい科目になっている、
というのが率直な感想でした。

他の科目についても、
同じ視点で解いた記録をまとめています。

・英語リーディングの感想と結果


・数学ⅠAの感想と結果


・2026年度 共通テスト 全体のまとめ(作成中)

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