2026年度の共通テスト英語リスニングを、試験本番と同じ形式・時間感覚で実際に解いてみました。
この記事では、予備校的な設問分析ではなく、
- 聞いている最中に何を考えていたか
- どこで焦り、どこで割り切ったか
- 「聞き取れているのに失点しやすい」理由は何か
といった思考ログ寄りの視点で書いています。
英語リスニングは、「英語力があれば大丈夫」と思われがちですが、
共通テストに関してはそれだけでは足りないと強く感じました。
この記事の立ち位置と、軽い自己紹介
この記事は、
- リスニングが苦手な人を不安にさせる記事
- テクニックだけを並べたハウツー
ではありません。
実際に解いた一次情報をもとに、
「何ができていないと点が落ちるのか」を
感覚レベルで掴めることを目的にしています。
わたしは灘中・灘高から東京大学に進学し、
現役時代には大学入試センター試験(旧試験)を受験しました。
現在は受験生ではありませんが、毎年共通テストを解いています。
現在は業務で海外と英語のメールをやり取りしているほか、英語で書かれた書類を読むこともあり、
英語の文章には普段からある程度触れています。
さらに、TOEIC(英語のテストの一つ)の対策を集中的に行っていた時期もあります。
2026年度 共通テスト英語リスニングの結果と感想
2026年度 英語リスニングの得点は
100点満点中 81点でした。
音声自体は、TOEICなど他の資格試験と比べても
かなりゆっくり・はっきりしています。
それでも失点した理由は、
英語力そのものではありませんでした。
2026年度 共通テスト英語リスニングの感想①:英語は易しいが「形式理解」が強く問われる
語彙・文法レベルは高くありません。
「聞き取れなかった」という感覚も、ほとんどありませんでした。
それでも点が伸び切らなかった理由は、
- 問題形式に慣れていない
- どこで集中力を使うべきか判断できていない
この2点です。
特に第3問以降は、
- 問題文の読み上げがほぼない
- スクリプト後の間隔が極端に短い
など、形式を知らないと置いていかれる設計になっています。
2026年度 共通テスト英語リスニングの感想②:先読みできない設計が、集中力を削ってくる
語学リスニングの定番テクニックに
「アナウンス中に先読みする」というものがあります。
実際の問題文に入る前に「リスニングテストは◯分で~」といった説明が流れることが多いので、
その間に選択肢を読むということです。
しかし共通テストでは、
- 「今から問題文を読みなさい」と指示が出る
- 先読みが実質的に封じられる場面がある
ため、先読み前提の戦略が崩されます。
その結果、
聞き逃したわけではないのに、処理が追いつかない
という状態に陥りやすいと感じました。
2026年度 共通テスト英語リスニングの感想③:「聞き取れたつもり」で落としやすいポイント
たとえば、
- out of the sun(日陰)
- 条件付きで変わる選択肢(internship option が付くかどうか等)
など、「単語は聞き取れているのに意味でズレる」問題が散見されます。
これは、
- 英語力
- 集中力
- 状況把握
を同時に要求されるためです。
共通テスト英語リスニング対策として思うこと
共通テスト英語リスニングは、
- 英語が得意かどうか
- ネイティブ発音に慣れているか
よりも、
- 試験形式を理解しているか
- 失点ポイントを事前に知っているか
が点数を左右します。
対策としては、予想問題よりも実際の過去問を
一度は通して解いておくことをおすすめします。
まとめ
英語リスニングは、
- 聞き取れる
- 英語が分かる
だけでは安定しません。
共通テストでは、
形式・集中力・判断の速さが
点数に直結します。
英語Rと同様、
「英語力」より「試験との付き合い方」が問われる科目だと感じました。
他の科目についても、
同じ視点で解いた記録をまとめています。
▶全体のまとめ記事はこちら
▶ 英語リーディングの感想記事はこちら






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