2026年度の共通テストから、本格的に必履修科目として位置づけられた「情報Ⅰ」。
ITやプログラミングに強い人が有利な試験、という印象を持っている人も多いかもしれません。
この記事では、
予備校の設問解説や対策論ではなく、
実際に解いている最中に
- 何を考え
- どこで迷い
- どこを割り切ったか
という一次情報を中心にまとめています。
軽い自己紹介
わたしは灘中・灘高から東京大学に進学し、
現役時代には大学入試センター試験(旧試験)を受験しました。
現在は受験生ではありませんが、毎年共通テストを解いています。
また、現在はDX(デジタルトランスフォーメーション)関係の仕事をしており、
IT関係の資格を複数保有しているほか、
普段からExcel・VBA・RPAなどを業務で使用しています。
※ただし、情報Ⅰとしての体系的な対策や勉強は一切していません
2026年度 共通テスト情報Ⅰの結果
今回の得点は 100点満点中89点 でした。
事前に対策はせず、
問題文を読みながらその場で考える、というスタイルで解いています。
2026年度 共通テスト情報Ⅰの感想①:知識問題より「状況理解」が中心
試験冒頭には、
- コンピュータやネットワークの基本用語
- データや通信に関する初歩的な知識
が出てきますが、
暗記していないと解けない問題はほとんどありません。
むしろ、
- 長めの設定文を正しく理解できるか
- 条件や前提を読み落とさず整理できるか
といった、
国語や数学に近い力が強く求められていると感じました。
2026年度 共通テスト情報Ⅰの感想②:プログラミングは「読めればいい」
配列や繰り返し処理が登場しますが、
特定のプログラミング言語ではなく、日本語で処理内容を説明しているもので、
本物のコードを書かせる試験ではありません。
重要なのは、
- 処理の流れを追えるか
- 繰り返し回数や条件の変化を把握できるか
という点です。
実務経験がある人には馴染み深い一方、
プログラミング未経験者でも、落ち着いて読めば対応できる設計になっています。
2026年度 共通テスト情報Ⅰの感想③:統計は「研究活動の模擬体験」
情報Ⅰの後半では、
- 仮説を立てる
- データをもとに検証する
- 結果をどう解釈するか
という流れが、かなり丁寧に作られています。
単なる計算ではなく、
研究活動の疑似体験として設計されている点は、共通テスト全体の思想と一致しています。
情報Ⅰは「ITが得意な人の試験」ではない
今回解いてみて強く感じたのは、
情報Ⅰは ITオタク向けの試験ではない ということです。
求められているのは、
- 状況を整理する力
- 条件を読み取る力
- 判断を積み重ねる力
であり、
これは英語・国語・数学と同じ軸にあります。
対策として思うこと
情報Ⅰ対策として有効だと感じたのは、
- 予想問題よりも 実際の過去問
- 用語暗記よりも 問題文を丁寧に読む練習
です。
特に初年度・2年目の問題は、
「この科目で何を測りたいのか」が素直に表れているため、
公式問題(過去問)を一度通して解く価値は高いと思います。
まとめ
情報Ⅰは、新しい科目ではありますが、
試験の本質はこれまでの共通テストと大きく変わっていません。
知識量よりも、
- 読む
- 整理する
- 判断する
その積み重ねが点数に表れる試験だと感じました。
他の科目についても、
同じ視点で解いた記録をまとめています。
▶ 英語リーディングの感想記事
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