2026年度の共通テスト「公共、政治・経済」を、特別な対策をせずに実際の試験時間を意識して解いてみました。
この記事では、
予備校的な網羅解説ではなく、
- 解いている途中で何に戸惑ったか
- どこが「知識」で、どこが「判断」だったか
- 現役時代や大学での学びと、どこがつながり、どこがズレていたか
といった解いている最中の感覚を中心に書いています。
現役時代の選択科目と、今回の科目選択
現役時代は、
「現代社会/倫理/政治・経済」の3択の中から現代社会を選択しました。
当時は、
- 暗記量が比較的少ない
- 短時間の対策でも点が出やすい
といった理由で、コストパフォーマンスを重視した選択でした。
今回は、現代社会がなくなったことと、
法学部で学んだ内容と重なる部分が多いのではないか、という期待から
「公共、政治・経済」を選択しています。
2026年度 共通テスト「公共、政治・経済」の結果と感想
今回の得点は 67点 でした。
法学部出身・社会人という立場からすると、
正直もう少し取りたかった、というのが率直な感想です。
ただし、
この科目は「詳しい人が必ず高得点を取れる」設計ではありません。
知識・価値観・判断の距離感をどう保つか。
そこが最も問われている科目だと感じました。
2026年度 共通テスト「公共、政治・経済」の感想①:知識問題だが、知識“だけ”では完結しない
「公共、政治・経済」は社会科目なので、
当然ながら専門用語や制度に関する知識問題が多く含まれています。
一方で、実際に解いてみると、
- 用語を知っているかどうか
- 正確な定義を暗記しているか
だけで処理できる問題は、それほど多くありませんでした。
むしろ、
- 言葉のニュアンス
- 文脈の流れ
- 「この問いは、どの立場を前提にしているか」
といった部分を読み取らないと、選択肢を絞れない設問が目立ちます。
結果として、
知識がある人ほど慎重になりすぎて迷う構造になっていると感じました。
2026年度 共通テスト「公共、政治・経済」の感想②:啓発的な構造が強く、「価値観のズレ」を意識させられる
全体を通して印象的だったのが、
生徒同士の会話や設問文を通じて、
- 世間一般でよく語られる見方
- それに対する別の角度からの視点
を対比させる構成が非常に多かった点です。
単に
「正しい知識を選ぶ」というよりも、
- 自分が無意識に採用している前提
- ものの見方のクセ
を、問いの形で揺さぶってくる印象がありました。
その意味では、
この科目は試験であると同時に、
価値観のトレーニングに近い側面も持っていると感じます。
2026年度 共通テスト「公共、政治・経済」の感想③:組み合わせ式が多く、「部分正解」が評価されにくい
もう一つ、点数に直結すると感じたのが、
複数選択肢をすべて正解しないと得点にならない形式の多さです。
- 一部は合っている
- 大筋は理解している
という状態でも、
最終的に○×の組み合わせを外すと、
その設問は丸ごと失点になります。
この構造のため、
- 手応えがある割に点が伸びない
- 自信のなさが、そのまま点数に反映される
という感覚が強く残りました。
知識量よりも、
最後にどこで割り切るかが、得点に影響しやすい科目だと思います。
2026年度 共通テスト「公共、政治・経済」の対策として思うこと
共通テスト「公共、政治・経済」は、
- 暗記科目でもなく
- 純粋な論理科目でもなく
価値観・一般常識・知識・判断が混ざった、
かなり独特な試験です。
法学や政治学を学んだ経験があっても、
そのまま高得点につながるわけではありません。
「何を知っているか」よりも、
与えられた文脈の中で、どう位置取りするか。
そんな力を測ろうとしている試験だと感じました。
まとめ
この記事では、共通テスト公共、政治・経済を実際に解いてみて、
どこで迷い、どこを割り切ったかを中心に書きました。
他の科目についても、
同じ視点で解いた記録をまとめています。
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▶地理総合、地理探求の感想と結果






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